ボードゲームの歴史

今回はボードゲームの歴史について見ていこうと思います!!


ボードゲームは世界的に爆発的な人気を得ていて、2012年にイギリスの新聞The Guardianが「ボードゲームの黄金期」と呼ぶなど、ボードゲームはあのGoogleよりも高い成長率を持っているそうです!


なんと!!!すごい!!!!


そんなボードゲームが誕生したのは、なななんと!紀元前5000年と言われています☆


2013年に紀元前5000年に作られたトルコ南東部の古墳群の中から、石に彫刻や塗装を施した49種類の「サイコロ」が見つかっており、これが世界最古のボードゲームと言われているそうです。サイコロは骨・黄銅・銅・ガラス・象牙・大理石といったもので作られたそうです。


何でもサイコロになっちゃうんですね!


紀元前2650年ごろに作られた「ウル王のロイヤルゲーム」のルールが刻まれた石版を発見したアーヴィング・フィンケル氏は、現代のインドで同じゲームボードが使われていることを発見しました。


紀元前2000年頃、古代ローマ帝国では「Ludus duodecim scriptorum」というゲームが人気だったことがわかっており、現代のバックギャモンとほぼ同じルールを持っていたことから、人類史上初めて見つかった「バックギャモンの原型」と考えられています。


「Ludus latrunculorum」は古代ローマ帝国で流行したチェスによく似たボードゲームで時代の流れが軍事戦略ゲームが生まれた理由のようです。


ボードゲームは古代の文化の中において「大人の遊び」としてたしなまれていましたが、ボードゲームは子どもの遊びにも影響を与えました。といっても実際にボードや駒を使うわけではなく、日本では「けんけんぱ/石けり」、海外では「ホップスコッチ」と呼ばれるマス跳び遊びが紀元前500年に誕生したとのことです。



けんけんぱがまさか紀元前からあったなんて、驚きです!!!



そして紀元前400年に東洋文化で初めて誕生したといわれるボードゲームが「Liubo(六博)」というサイコロを使った2人対戦型ボードゲームです。


西暦400年ごろに考案された「Tafl games」とは、格子柄のボード上で奇数にそろえた軍隊を戦わせる古代ドイツやケルト発祥の戦略ゲームで、その影響から6世紀ごろのインドでは「チャトランガ」というチェスや将棋の起源になったと言われるゲームが誕生しました。



1903年には「Landlord's Game(家主ゲーム)」という、モノポリーの原型になったボードゲームがアメリカのゲームデザイナーであるエリザベス・マギーにより考案されました。正方形のボード上の不動産から発生する賃料の高さを競うというジョージズムの経済原則に基づいたシステムを採用しています。


1995年には「カタンの開拓者たち」シリーズが全世界で2400万本以上が販売され、30言語以上に翻訳されています。


アメリカではワシントンポストが2010年に「モノポリーに次ぐ人気のボードゲーム」として取り上げたほか、2012年には「Going Cardboard」というボードゲームドキュメンタリー映画が公開されるなど、アメリカにおけるボードゲーム・ブームの火付け役となっています。


2009年にはクラウドファンディングKickstarterが登場したことでその状況は一変し、優れたアイデアが製品化できるようになり、ボードゲーム市場に革命が起こりました。


2013年には有名人同士でボードゲームをプレイしてもらうという内容で、Tabletopが「Geek & Sundry」というYouTubeチャンネルを開設したところ、すぐに超人気チャンネルとなりました。


紀元前からの歴史を持つボードゲームですが、本当にGoogleに負けないくらいの急成長ですね!!!


普段楽しんでいるボードゲームも、たまには歴史を考えながら遊ぶと、さらに楽しいかも…?!